株式会社アシストで働くパートナー（末次真佐子）の声をご紹介！

かれこれ梱包リーダーを２０年やらせて頂いております。私が思うリーダーの仕事はお客様の満足ポイントをすぐに見つける仕事だと思っています。

たとえば、お客様宅へ伺って、雰囲気を把握し、どの部屋から対応していけばお客様から「さすがプロ！」と言って頂けるのかを考えたり、必要であれば引越や収納についての考え方など手を動かしながらお客様のお話を伺ったりする事だと思います。

当時、友人がアシストの梱包をしており、軽く誘われていました。そんな折、阪神淡路大震災が起こり「明日自分が死んでしまうかもしれない」と思ったんです。

姑との確執もあり、外で働く事への反対が多かったですが、自分が求められている今だからこそやってみたい！と思い、一念発起して梱包を始めました。

働いてみると主婦をしていたんでは味わえない充実感を味わえた事に喜びを感じました。当初、震災関連の仕事ばかりだったんですが、お客様から毎回毎回すごく感謝され、生きている喜びを感じたのを覚えています。

震災で傷ついた方の話を伺いながらの梱包作業は、ただの「包む作業」ではなく、お客様への「癒し」であり、私が包んでいるのは食器や物ではなく、「お客様の心」なんだと気付きました。ほんとうにこの仕事は私の天職だと思います。

老人ホームだったり遺品整理だったりで伺うと、その現場現場に「生きていた事と死んだ事」の境界線を感じる事ができます。自分は人生の最後に息子たちに何を残し、何を残さないのか？を考えるようになりました。

様々なお客様宅で捨てられていくたくさんのものを見る事によって、何が必要のなくて、何が大切なのかを見てきたつもりです。少し横柄ですが、お客様にとっての新しいスタートである引越という点で、こういう感覚を少しでも共感頂きたいと思えるようになりました。

最初、一日の仕事が辛かったりしんどかったりすると思います。ただ、そんな中でも片付けができた喜び、キレイにできた喜びを自分の事のように味わってほしいです。辞めずに経験を重ねていくと、例え少し変な事を言われるお客様にも出会うかもしれません。

ガッツをもって仲間を信じて続けてもらいたいと思います。